トランクルームに保管する家電は製造から5年以内のものがおすすめ!

トランクルームに家電を運ぼうとしている夫婦

家電をトランクルームに保管できるか考えている女性

「トランクルームで家電って保管できるのかな?」

「引越しで置き場所がなくなった家電をトランクルームで保管したい」

 

いろいろなものを保管することができるトランクルームですが、掃除機や炊飯器などの小物の電化製品から洗濯機や冷蔵庫などの大型家電などを保管しようと考えている人もいるかと思います。

実際に家電を保管しようと考えても、屋内型と屋外型のトランクルームがある中で、保管の仕方など、どのようなことに気をつけたらいいのか分からないという人もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、トランクルームへの家電の保管について書かせていただきます。

 

家電を保管するなら屋外型より屋内型トランクルームで検討を

トランクルームに保管されている家電(洗濯機)

トランクルームに家電を保管する理由として一番多いのは、以下のような引越しのパターンではないでしょうか。

  • 引越しによって一時的に洗濯機や冷蔵庫などを保管しておきたい
  • 引越し先に置くスペースがない家電でもまた使うかもしれないので残しておきたい

 

また、故障した家電がすぐに処分できなかったり、いずれ修理に出して使いたいと考えている場合にも、一時的にトランクルームを使用したりするかもしれません。

このような場合は、トランクルームに保管した家電をまた後で使用することを考えていると思いますので、保管しているトランクルームの状態がかなり重要になってきます。

屋外コンテナタイプのトランクルームやレンタル収納スペースの場合、空調などが設置されてなく、結露などが原因でカビが発生したり、夏場は高温になるところもたくさんあり、保管しているだけで家電が傷んでしまうことも考えられます。

その点、屋内型トランクルームで空調が完備しているところであれば、室内の温度も湿度も一定に保たれているため、結露の心配や空気が乾燥しすぎることもほとんどなく、自宅で保管しているよりも良い状態を保つことができる場合があります。

 

家電に限らず、家具や洋服など、使用しなくなったものは汚れやすかったり、傷みやすいことが多いので、なるべく良い状態を保つことができるトランクルームを選択することをおすすめします。

 

製造から5年以内の家電をトランクルームに保管する

家電を保管するためにトランクルームに運んでいる軽トラ

屋外型のレンタル収納スペースより屋内型のトランクルームの方が家電の保管には適していることは説明しましたので、次はどのようにして家電を保管すればいいかについて説明します。

 

冷蔵庫や洗濯機、エアコン、テレビ、照明器具など家電にもいろいろな種類がありますが、特に爆発物などトランクルームに保管することを禁止されているものでなければ、保管してはいけない家電などはありません。

しかし、トランクルームの規約に触れないからといって、何でもかんでもトランクルームに入れておくと損をする場合もあります。

 

では、どのような家電を保管すればいいのでしょうか?

それはずばり、製造から5年が経過していない家電です。

 

どうして5年?と思われた人もいらっしゃるでしょう。

この5年にはちゃんと意味があります。

実は、製造から5年であれば、リサイクル業者が買取してくれる可能性が高く、程度にもよりますが、多少の傷や汚れがあったり、例え故障していたりしても無償で引き取ってくれることが多いためです。

 

通常、家電を粗大ゴミなどで出したり、家電量販店などに引き取ってもらおうと思うと、家電リサイクル法により、リサイクル料金がかかってしまいます。

しかし、リサイクル業者の買取や無償引取りの場合は、リサイクル料金がかからないため、家電の処分をお得に行うことができます。

 

いつか使うと思って大切に家電を保管していて、トランクルームの月額レンタル料金が掛かった上に、結局使わなくなって、処分しようと思ったらリサイクル料金まで掛かってしまったなんて、費用的にも精神的にも痛手のはずです。

そのため、トランクルームに保管していた家電が、製造から5年を経過しそうになったり、これから保管しようとしている家電がすぐに5年を経過しそうだと思ったら、リサイクル業者に買取見積もりを出すことをおすすめします。

 

保管している家電のメンテナンスも大切

トランクルームに保管している洗濯機を掃除する女性

空調設備が整っている屋内型トランクルームでも、保管している家電を定期的にチェックするようにしましょう。

自宅よりも安定した状態で保管できるとはいっても埃をかぶることはありますし、何らかの外的な衝撃などによって家電が倒れたり、上に置いていた物が落ちてきたりして傷がついたりするなどのトラブルが発生する可能性もゼロではありません。

 

家電の掃除や定期的な状態のチェックにくることを考えると、当然、自宅の近くのトランクルームの方がいいですし、ときどき動かしたいと考えるなら、電源が付いているトランクルームにした方がいいはずです。

さらに、大型家電であれば、車で運ぶことになるため駐車場が近くにあることも条件の1つに加わるかもしれません。

 

このように、保管している家電の状態を確認することも考慮すると、借りるトランクルームについて、さらに具体的な条件が見えてきます。

 

まとめ

途中、家電のリサイクルについての話になってしまいましたが、トランクルームに家電を保管する上で、処分するときにリサイクル料金が掛かるかどうかは重要です。

 

初めての一人暮らしで購入して愛着ある家電などであれば、壊れるまで大切に使ってから次に買い替えることもあると思いますが、近年は新しい家電が出るサイクルも早いので、5年もしないうちに新しい機能を備えた家電が出てきますので、トランクルームに家電を保管するときは、製造から5年という区切りを意識してみることをおすすめします。

 

家電を保管する理由や保管した後のトランクルームの利用方法によって、レンタルするトランクルームの条件が変わってきますので、まずは一度、家電の製造年月日を確認して、保管した後にどうしたいのかを考えてみてはいかがでしょうか。