トランクルームを利用する人によって、預ける物もいろいろあると思いますが、物を預ける以上、セキュリティがしっかりしているトランクルームの方が絶対にいいですよね!
というよりも、セキュリティができていないところには預けたくないですよね。
「でもトランクルームってどんな風になってるの?」
「誰でも出入りできるから高価なものは何となく置いておきにくい気がする」
上記のように、トランクルームに物を預けること自体に不安を感じている人もいると思いますので、今回はトランクルームのセキュリティについて以下の3つのポイントを説明させていただきます。
- トランクルームの種類によって違うセキュリティ対策
- セキュリティの違いによって発生するトランクルーム利用時のメリット・デメリット
- セキュリティ万全のトランクルームでも利用時に注意すべき3つのポイント
この記事の目次
トランクルームの種類によって違うセキュリティ対策
監視カメラの設置や人の巡回など、防犯対策にいろいろな種類があるように、トランクルームのセキュリティもトランクルームの種類や特徴に応じて対策に違いがあります。
そのセキュリティの種類を大きく分けると以下の3つのタイプに分かれます。
- 管理人(管理業者)が常駐するタイプ
- 24時間体制で警備会社が管理するタイプ
- 監視カメラのみを設置しているタイプ
これらのセキュリティ対策の違いは、運営会社の費用のかけ方にもよるかもしれませんが、大きくは、「トランクルーム」か「レンタル収納スペース」かによって決まります。
「トランクルーム」と「レンタル収納スペース」の違いを知りたい方はこちら
トランクルームであれば、管理人(管理業者)が常駐しているため、トランクルームへの入退室をチェックできます。
しかし、レンタル収納スペースの場合は、収納スペースのカギを借りている人自身が管理している場合が多く、24時間自由に出入りできる場合もあるため、常に管理人さんがチェックするというわけにはなかなかいきません。
そのため、警備会社に警備を依頼していたり、監視カメラのみで防犯しているところもあります。
このように、セキュリティ対策そのものに違いがありますので、トランクルームのレンタルを考えたときには、盗難に対してどのような防犯対策を行っているかをチェックすることも重要になってきます。
ここまで、セキュリティ対策の違いについて説明してきましたが、その対策の違いによってトランクルームをレンタルすることそのものにメリット・デメリットは出てこないのでしょうか?
セキュリティの違いによって発生するトランクルーム利用時のメリット・デメリット
セキュリティ対策の方法が違うということは、トランクルームの利用方法や注意点にも違いが出てきますので、当然メリットやデメリットもそれぞれ出てきます。
セキュリティの種類によって出てくるメリットデメリットには以下のようなものがあります。
セキュリティの種類 | メリット | デメリット |
管理人常駐 | ・トランクルーム利用者、関係者以外の出入りが制限される
・トラブル発生時にすぐに対応してもらえる |
・管理人がいないとトランクルームが利用できない
・管理人不在時にトラブルが発生した場合に対応が遅れる |
24時間警備 | ・不審者が入りにくい
・トラブルが発生してもすぐに対応できる |
・警備会社などと契約しているためコストが高くなる |
監視カメラのみ
|
・トラブル発生時の証拠を押さえられる
・コストを抑えられる |
・トラブル発生時の対応が遅くなる
・監視カメラの死角で起こったことが分からない |
このように、犯罪やトラブルの抑止という面よりも、実際に発生した場合の対応の早さや安心感に差が出てきます。
セキュリティがしっかりしていれば、その分だけ毎月の利用料金や管理費などにかかってくるコストにも差が出てきますので、不要なものだけど捨てられないものを収納するために利用するのか、本当に大切なものだからしっかりと保管しておきたいのか、など、実際に利用する目的に合わせて、セキュリティ面も検討してもいいかと思います。
セキュリティ万全のトランクルームでも利用時に注意すべき3つのポイント
セキュリティ面が万全だったとしても、他にも気をつけないといけないことが実は3つあります!
- 保管庫(部屋)内部の環境
- 保管庫(部屋)の劣化具合
- 災害発生時の対応
保管庫(部屋)の環境
トランクルーム利用時に注意する点としてはまず、荷物などを保管する部屋や倉庫の環境です。
これは、トランクルームがある場所やその周囲の環境などにもよりますが、トランクルームがコンテナなどの倉庫で、直射日光が当たるような場所にある場合、倉庫内の室温が以上に高くなることがあったり、窓や通気口がないような場合には、湿気が溜まりやすかったりするため、トランクルームの中で保管しているものが傷んだり、カビが生えたりすることもあるため、注意が必要です。
保管庫(部屋)の劣化
次に注意する点は、トランクルーム自体の劣化です。
こちらもビルなどの建物の中にあるトランクルームよりも、レンタル収納スペースの方が注意することが多いかもしれませんが、野外に設置されたコンテナなどの場合、風雨にさらされることで経年の劣化により、雨漏りやサビが発生し、中で保管している荷物を傷めてしまう可能性があるため、レンタルする前に保管庫の内側や外側もチェックすることが必要です。
災害時の対応
最後に注意する点としては、災害が発生した場合の対応があります。
台風や地震などの天災によってコンテナが壊れ、保管していた荷物も破損したり、紛失したりした場合、どのような保証があるのかについてもしっかりと確認しておく必要があります。
トランクルームを運営している会社によって、その対応はいろいろですが、中には災害保険に加入することで保証してくれるところもありますので、大切な荷物を保管する場合には、災害保険への加入も検討する必要があるかもしません。
まとめ
このように、セキュリティ対策はトランクルームの運営方法など会社によっていろいろありますが、どのセキュリティが一番いいかは使い方によって変わってきます。
引っ越しなどで出た荷物の整理のための一時的な利用であれば、管理人が常駐するようなトランクルームではコスト面で合わないかもしれませんし、長年に渡ってコレクションにしてきた趣味のものを保管するためであれば、誰でも自由に出入りできる無人のトランクルームでは不安が残るかもしれません。
あなた自身の大切な荷物を守るためにも、レンタルするトランクルームのセキュリティについては、しっかりとした確認を行うことをオススメします!