「屋外より屋内にあるトランクルームの方が安心して荷物を預けられるのでは?」
トランクルームは、大きく分類すると、屋内型と屋外型の2種類に分かれます。
屋内型、屋外型どちらのタイプのトランクルームにもメリットとデメリットがあると思いますが、何となくイメージで屋内にあるトランクルームの方が安心できそうな気がします。
そこで今回は、屋内タイプのトランクルームのメリットとデメリットについて書いていきます。
この記事の目次
屋内型のトランクルームを利用する3つのメリット
屋内型のトランクルームの大きな特徴は以下の3つです。
- 空調によって快適な室温と湿度が保たれている
- セキュリティがしっかりしている
- 日中は管理人さんがいる場合が多い
まず、空調については、屋外タイプのトランクルームでは、どうしても外気温や直射日光、風雨などの影響を受けてしまい、トランクルーム内の環境が安定しません。
特に湿気については、預けている荷物にカビが生える原因にもなりますので、室内で空調によって管理されているという点は非常に大きなメリットです。
この空調設備があることによって、以下のようなものも安心してトランクルームに預けることができます。
- 洋服などの衣類
- 和箪笥などの木製家具
また、多くの屋内型のトランクルームでは、セキュリティカードがないと出入口を通ることができないようになっているため、契約者以外の出入りが制限され、不審者が侵入する可能性もかなり低くなります。
さらに、建物内も監視カメラが設置されている場合が多く、盗難などの不安がかなり少なくなります。
日中、管理人さんがいるトランクルームでは、不審者の侵入や盗難のリスクがさらに減るだけでなく、トランクルームの鍵を忘れた場合や、扉が開かないなどのトラブルが発生した場合にすぐに対応してもらえるため、とても安心です。
屋内型トランクルームを利用する上で考えられる3つのデメリット
屋内型のトランクルームはご自身の大切な荷物を預けることについては、たくさんのメリットがあることが分かりましたが、デメリットとなることはないのでしょうか?
もちろん、屋内型のトランクルームも完璧ではありません。
以下のような3つのデメリットがあります。
- 荷物の出し入れができる時間に制限がある
- トランクルームがある階数によって利用料金が変わる
- 空調の電気代が料金にプラスされている
荷物の出し入れができる時間に制限がある
トランクルームに預けた荷物は、預けた人のものですので、出し入れについては自由に行うことができます。
ただ、トランクルームの運営会社によっては、営業時間外など管理人が不在のときには荷物の出し入れができなかったり、別途料金が発生することがありますので注意が必要です。
トランクルームがある階数によって料金が変わる
屋内型のトランクルームは、ビルの複数階を利用している場合が多いのですが、どの階にあるかによって、月額の利用料金が変わってくる場合があります。
特に、1階は荷物の出し入れに便利ということで、運営会社によっては基本的な料金の1割増しというところもあります。
当然、使い方によっては料金が高くなっても1階がいいという人もいれば、重たいものを出し入れするわけじゃないから、上の方の階でも構わないといった人もいると思います。
しかし、そのトランクルームの契約状況によっては、自分がレンタルしたい階数がすでに埋まっていたり、考えていた広さのトランクルームが空いていなかったりして、想定していた予算よりも高くなってしまう場合があります。
空調の電気代が料金にプラスされている
空調があることでトランクルーム内の気温や湿度は一定に保たれているため、安心して荷物を保管することができますが、当然、その空調にかかる電気代などの維持費は発生しています。
そして、その維持費は、運営会社が負担しているわけではなく、トランクルームをレンタルしている契約者の料金に含まれています。
このように、屋内型のトランクルームは屋外型に比べると費用が高くなる傾向にありますが、荷物を安全に保管するために必要な費用と考えれば、預ける荷物やどの程度の期間預けるのかなど、ご自身の状況に合わせて、利用方法にあったトランクルームを選択することが大切です。
まとめ
ここまで、屋内型のトランクルームのメリットとデメリットについてを読んで、お気づきの人もいるかもしれませんが、屋内型のトランクルームは荷物の保管との面から考えると、屋外型よりもたくさんのメリットがあります。
- 空調管理によって、空調の電気代がかかるが、保管している荷物の状態が一定になるため安心して預けることができる
- 管理人が不在のときは荷物の出し入れが不自由になるが、常駐しているときはトラブルを回避できたり、すぐに対応してもらえる
引越などのときの一時利用だったり、捨てられないけど家に置く場所もない本などどのようなものを預けるかによって、屋内と屋外どちらのトランクルームを使用するかについて考えてみることをオススメします。