持たない暮らしって、『無駄のないミニマリスト的なライフスタイル』で、常に部屋が片付いていて、掃除しやすくて、おしゃれなイメージがある人も多いのではないでしょうか。
とはいっても、ミニマリストほど少なくしたいわけじゃないけど、モノを減らしてちょい持たない暮らしをしたいけど、どうすればできるのかわからない!何から始めればいいの?と思っている人も少なくありません。
この記事では、そんな憧れにも近い、ライトな持たない暮らしを簡単に始める方法をご紹介します。
この記事の目次
まず、持たない暮らしをライトに考えよう
持たない暮らしは、『持たない』ではなく『無駄なものを買わないライフスタイル』であると考えると楽にできるようになります。
だって、今持ってる捨てがたいモノより、これからちょっぴり欲しくなったモノを買わない!と決めるほうが簡単ですよね。
そして何より、1日で持たない暮らしにしないと軽く捉える心構えもおすすめです。
できる限りライトな方向に考えて、少しづつ持たない暮らしに近づけるのが、持たない暮らしをスタートするコツといえます。
持たない暮らしといえば『riamo*』さん
書籍、「もたない暮らし」の始め方の著者であり、livedoor公式ブロガーとして人気のあるriamo*さん。
riamo*さんは、元々めんどうくさがりだったから、もたない暮らしを始めたということもあり、独自の持たない暮らしを始めるための心構え、キッチンの片付け方から5分で片付く家にする方法などを紹介しています。
この本では、持たない暮らしで重要なものの捨て方から物を増やさない方法まで、持たない暮らしを始めるために必要な情報はすべて網羅されています。
本格的にもたない暮らしを始めたい方は、購入をおすすめします。
ちなみにブログは、実際に利用しているものや購入したもの、もたない暮らしの考え方まで、非常に細かく紹介してくれています。
1,000記事以上もある、もたない暮らしに関する役立つ情報はみてみる価値ありです。
■riamo*さんのブログ
「やさしい時間と、もたない暮らし」はこちらから
持たない暮らしの簡単な始め方
持たない暮らしを簡単に始めるには、いかにして『不要なモノを捨てる環境を作るか』が最も重要です。
とはいえ、物を捨てるのが苦手という人は多いもの!だからこそ、最初に行うことがあります。
【STEP1】持たない暮らしは1日で作れなくて良いと考える
持たない暮らしをつくるには、『捨てる』『片付ける場所をつくる』『片付ける』『掃除する』『捨てる』を繰り返し行う必要があり、この中でもモノを捨てることに慣れる時間を作るのが大切です!
だから、数日掛かってもいいので少しづつモノを減らすことだけ考えましょう。
掃除や片付けなど他のことは、モノが減るまでいつも通りで大丈夫です。
【STEP2】今日捨てるモノを決める
まず1種類だけ今日捨てるモノを決めましょう!
本・服・家電・キッチン道具など、家の中には色んな種類のモノがあり、1日で捨てようとしても物が多すぎて、却って何も考えられなくなり、中途半端になってしまいます。
ちなみに捨てるのは、『1日1種類』・『1週間1種類』といった自分のペースで良いので、とりあえずなにか捨ててみましょう!
モノを捨てるコツ
1種類のモノを1箇所にまとめて出す
例えば、本を捨てる場合、どこか1箇所に本をまとめて出して、読まない本、読む本、いつか読みそうな本に分けて、できる限り捨てていきます。
モノを捨てるスケジュールを立てる
だから、『今日は本を捨てる日』、『明日はキッチン道具を捨てる日』などに分けて、スケジュールを簡単に立てましょう!
この時、できれば毎日が望ましいですが、自分のペース次第で週1でも良いので、毎週日曜日はなにか捨てる日みたいに決めましょう。
【STEP3】いつか使いそうなモノボックスをつくる
いつか使いそうなモノボックスに、捨てられないけど使っていない物をまとめて入れるのがコツです。
コレが実はすごく大切で、入れる時は捨てたくないモノだったものが、このボックスに入れているうちに、日常的に見ないモノとなり、不要なモノに変わっていくからです。
捨てようとする時に邪魔をするのが、いつか使うかもしれないモノです。
このいつか使うかもしれないモノが捨てられれば、家の中から思い切りモノが減り、持たない暮らしに近づきます。
【STEP4】いつか使いそうなモノボックスの中から捨てる
いつか使いそうなモノボックスの中のものの中から、捨てられるモノを捨てましょう。
いつか使いそうなものをボックスにまとめていると、捨てるもの予備軍扱いという目でみるようになるため、いつか使うものから要らないものに変わっている事が多いです。
モノを捨てる基準
●1年間使わなかった物で、今後使う予定のない物
●物理的に傷んでいる物(シミのある服、欠けている食器など)
●使いづらい物(サイズの合わない服、重いバッグ、特殊な形の食器など)
●数が余分にある物で、気に入っていない方
●大切ではないのに、思い出だけのために残している物
●嫌な気分を思い出してしまう物
●いつかなりたい自分になるための物(読んでいない自己啓発本など)
引用元:『1週間で8割捨てる技術』で、あなたも捨てられるようになる!
【STEP5】STEP3~4を繰り返す
ひとまず家にあるものがある程度減るまで繰り返してください。
半分ほど減っていれば使わない収納ボックスが出てきていると思います。
ちなみに、この収納ボックスも捨てる対象のモノなので、思い切って捨てましょう!
基本的には、これで持たない暮らしができるようになります。
持たない暮らしを始めるのに重要な3つのこと
持たない暮らしを始めたとしても、次の3つを守らなければ、また持たない暮らしの振り出しに戻ります。
- モノの収納場所を決める
- 使ったモノは元の場所にシッカリ片付ける
- 本当に必要なモノだけしか買わない
モノの収納場所を決める
持たない暮らしを維持するためには、モノをキレイに片付けることが重要です。
ただ、収納場所がしっかりと決まっていなければ、片付けることができないので、モノの収納場所もしっかりと決める必要があります。
使ったモノは元の場所にシッカリ片付ける
持たない生活は、ただモノが少ないだけじゃなく、掃除がしやすく片付いた家を維持することでもあります。
ただそのためには、なにかモノを使ったら、決まった場所に収納しなければ、細々としたもので『ごちゃごちゃした家に』なってきます。
本当に必要なモノだけしか買わない
ミニマリストのように最低限しか持たない生活まではいかなくても、プチ持たない暮らしをするには、無駄な物は増やさない事が重要です。
どうしてもモノが増えれば片付かなくなってくるものです。
だからこそ、なにか買う時は、本当に必要な物かどうかを考えて購入するようにしましょう。
本当に必要なものかの判断基準
例えば、『お皿なら割れたとしても、もう一度使いたいと思えるもの』だったり、『洋服なら、今あるお気に入りの服と合わせられるもので、同じようなものであれば買い替えの場合』です。
他にもモノによって買う時の基準は様々ですが、大事なのは『ずっと使い続けられるかどうか』をしっかりと見極めることが大切です。
とはいえ、同じようなものが家に何個もあるのは、片付かない家になってしまう理由です。
だからこそ、持たない暮らしをするには、本当に必要かの判断基準を持つようにしましょう。
持たない暮らしを始めるとメリットがたくさんある
- 掃除が簡単ですぐ終わるようになる
- 心に余裕ができて「クリア」になる
- 無駄な出費が減る
- 探しものの時間が減る
- 書類整理のストレスが減り早くなる
【1】掃除が簡単ですぐ終わるようになる
モノが少ないからこそ、家の中が片付くので、掃除機をかける時に『物をどけて掃除機をかける』といった動作がなくなります。
また、モノが少ないからこそ、掃除をする部屋や場所が少なくなり、ホコリも溜まりにくくなるので、掃除自体が減ります。
【2】心に余裕ができて「クリア」になる
家の中にモノがあふれていると、ごちゃごちゃした雰囲気に心に余裕がなくなりがちです。
よく散らかり具合は心の状態を表すというように、逆にキレイな家を維持できていると常にスッキリした気分で生活することができ、思考もクリアになってきます。
【3】無駄な出費が減りお金が貯まる
持たない暮らしをすることで、今までしていた衝動買いが一気に減ります。
そのため、無駄な出費がなくなり、お金が貯まるライフスタイルに変化する可能性が高いです。
【4】探しものの時間が減る
持たない暮らしは、モノの場所が決まっているので、どこに何があるのか明確です。
細々したものの収納箇所も決まっているようになるので、『どこに置いたっけ?と探す』というような、探しものをする時間がなくなります。
【5】書類整理のストレスが減り早くなる
持たない暮らしをするようになると、綺麗な状態を維持するために、すぐに書類をあけて山積みにすることが少なくなります。
そのため、山積みになっている書類の中から必要な書類を探してといった行動がなくなり、書類があることのストレスもなくなります。
なにより、テーブルの上などに書類を放置しなくなるので、かなり片付きます。
まとめ
持たない暮らしの始め方は、少しづつでも今すぐ始めることが大事で、一気にやろうとせず少しづつ進めていくのがコツです。
いろんな意見があり、どのように始めればいいかわからなくなりがちですが、持たない暮らしは、モノを減らすことが一番の近道なので、是非試してみてください。
■持たない暮らしの始め方のおすすめ書籍
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