「クローゼットがいっぱいになったから洋服をトランクルームに預けたい」
「トランクルームに保管したいけど大切な洋服だから傷まないか心配」
季節ものの洋服や、普段なかなか着ることがないけど思い入れがある洋服があると思いますが、意外と困るのがその洋服などの収納ですよね。
たっぷりとした収納スペースがあれば問題ないかもしれませんが、マンションの部屋だともともとついているクローゼットは4~5着しか洋服が入らなかったり、大きいウォークインクローゼットなどがついている部屋でも、家族で暮らしていたら人数分の洋服があり、すぐに入りきらなくなってしまいます。
だからといって、同じ服をずっと着続けることはできませんし、季節に合わせて服装を変えたり、新しい洋服を購入したくなりますよね。
衣替えのタイミングでクリーニングに出した洋服などを、そのままクリーニング屋さんが保管してくれるサービスを利用してみたり、実家で保管してもらうといったことができる人もいるかもしれませんが、最近では、トランクルームをレンタルして洋服の収納スペースにしたりするなど、洋服を自宅以外のところに預けて保管する人も増えてきています。
クリーニング屋さんの保管サービスの場合、クリーニングに出した洋服を4ヶ月~1年程度の期間、無料で預かってくれるところもありますが、一度出した洋服を預け直すことができなかったり、別途料金がかかる場合もあります。
また、実家で保管する場合でも、実家が遠かったするとすぐにとりに行けなかったり、預かってもらうことに気を遣うから頼みにくいという人もいらっしゃるのではないでしょうか。
その点、トランクルームの場合は、月額でレンタル料金が必要になりますが、洋服の出し入れも自由にできるため、急に必要になった礼服などもすぐに取り出すことができますし、季節ごとに洋服を分け、自分が使いやすいように保管することもできます。
しかし、自分で管理する分、洋服が傷みやすいのでは?洋服にニオイがついたりしない?などの不安もあると思いますので、今回は、トランクルームで大切な洋服を保管するために知っておきたいことを書かせていただきます。
この記事の目次
洋服を預けるなら湿気が少なくて直射日光が入らないトランクルームを選ぶ
洋服を保管するトランクルームは何を基準に選べば良いのでしょうか?
それはやっぱり、大切な洋服をきれいな状態で保管できるという点ですよね。
そのために確認しておくと良いトランクルームのポイントは以下の点です。
- 屋内型のトランクルーム
- 湿度の管理がしっかりできている
まず屋内型のトランクルームが良い点は、日差しが当たりにくいという点があります。
屋外型の場合、トランクルームへの出入りの際の扉の開閉時や中での作業のときに日差しが入り、洋服が日焼けする可能性があります。
さらに、屋外型の場合、虫なども屋内型のトランクルームに比べると入りやすく、洋服に虫がついたりする可能性もあるため、屋内型をおすすめします。
また、湿度管理がしっかりしているトランクルームは、空調設備などにより、トランクルーム内の湿度が一定に保たれているところが良いです。
湿気がたまってくると、洋服にカビが生える原因にもなり、せっかく大切に保管していた洋服がダメになることもありますし、直接カビが洋服につかなくても、カビから発生するニオイが洋服に移ってしまい、結局クリーニングなどに出し直さないといけないといったことも起こってしまいます。
屋外型のトランクルームやレンタル収納スペースは、コンテナタイプのものが多く、空調管理を行っていないものがほとんどですので、湿気を管理できる空調が付いた屋内型のトランクルームを探した方が早いと思います。
洋服をトランクルームに預けるときに出し入れしやすいようにするコツ
季節ものの洋服をトランクルームに保管している場合、時期が来れば、洋服の出し入れが発生します。
このとき、何も考えずにトランクルームに洋服を入れてしまっていると、入れ替えのタイミングで洋服を探さなければならず、時間と労力をかけることになります。
しかし、普段からトランクルームに保管しているときに以下のような工夫をしておくと、洋服の出し入れもスムーズに行うことができます。
- 洋服が入った段ボールに何が入っているのか書いておく
- シワを付けたくない洋服用にハンガーラックを使用する
- 礼服など急ぎで取り出す場合がある洋服もハンガーラックを利用する
洋服を段ボールに詰めてトランクルームに保管しておくと、たくさんの洋服を預けられて便利です。
その分、どこに何があるのかが分かりにくくなますので中身が分かるように洋服の種類や季節ものであることなどを書いておくことをおすすめします。
シワを付けたくない洋服や、礼服などのようにどのタイミングで出番があるか分からない洋服については、畳んで置いておくよりも、ハンガーラックを用意してハンガーで吊した状態で保管しておくと良いです。
なお、このハンガーラックの足がキャスターになっているものの方が、トランクルーム内での洋服の整理のときなどに移動しやすく便利です。
さらにこのハンガーラックは、トランクルーム会社によっては別料金(毎月1,000円程度)でレンタルすることもできます。
その他にも、嵩張る冬物の洋服などを圧縮袋に入れて圧縮して整理することで、自宅で保管するときと同じように省スペースで、よりたくさんの洋服を保管することもできます。
洋服を預けるときによく利用されるトランクルームの大きさ
これは、まずトランクルームに預ける程の洋服を持っているけど、捨てられない服ばかりというような人が対象です。
90cm幅のハンガーラックにかけられる洋服の数の平均が30着程度と言われていますが、捨てられず溢れてしまった洋服のみを保管するためにトランクルームを利用する場合、一人暮らしの人でしたら、90cm幅のハンガーラックが入る0.5畳くらいのサイズで十分と言われています。
子供が2~3人いるようなご家庭の場合は、季節ごとの洋服の入れ替えのときに狭いと作業がしにくく大変ですので、1~1.5畳くらいで少しゆったりとしたトランクルームをレンタルすることをおすすめします。
まとめ
洋服をトランクルームに預けることが贅沢に感じる人もいらっしゃるかもしれませんが、洋服が増えたことで部屋が狭くなったと引越を行うよりは金銭的にも時間的にも節約になります。
また、洋服の保管の状態が気になる人にとっても、屋内型で空調管理がしっかりしたトランクルームであれば、自宅で保管するよりもきれいに保管できるはずです。
一度、お近くのトランクルームの見学に行かれてはいかがでしょうか?